理系大学生の東南アジアの旅1
3月某日、まだ春物では体がこたえる気温の中で僕は成田空港に向かっていた。成田駅と成田第二ターミナルを間違えるという痛恨のミスをしてしまったが何とか一時間半前には受付に着いた。
受付後、はっきり言って不安だった。コロナで世界が震撼し各国が入国制限を行い始めていた。入国の寸前で入れなくならないかな、日本に帰れなくならないかな、そんなことばかりが頭に浮かぶ。とりあえず「地球の歩き方」をみて心を落ち着かせることにした。
なんやかんやで飛行機になると満席ではないがそこそこ人がいたので安心した。発着後はあらかじめスマホに入れておいたAudibleの八日目の蝉を聞いたり米津玄師やsupercellなどの音楽、仮眠で時間をつぶした。
目が覚めると亜熱帯地域特有の赤土の土地が見えてきた。ユーラシア大陸である。
なんか川多いな…。というか緑と土と川しかねぇ…。
なんやかんやで無事到着!!初のユーラシア大陸!!と喜ぶ暇もなく移動を指示された。そして検疫コーナー直行である。
見ていて気付いたのだが空港関係者やCAたちは別のゲートで検疫されていた。あと空港の女性のアオザイ姿はエッチきれいだった。
空港を出て入り口近くにあった両替所で両替し、バインミーを食べタクシーに乗る。
空港近くにたむろう運ちゃんはぼったくり野郎なので辞めとけ説が濃厚だったので心配だったが杞憂に終わった。17万ドンで市内に行けたので相場どうりでよかった。また、海外旅行者に配慮してなのか先払いシステムだった。親切な運ちゃんだった。
チェックアウトを済ませ、さっそく市内を散策する…がそれは次回書くぜ。